山の水平線

30代社会人の山登りや写真撮影の記録です。静かな山の様子や写真について 徒然にお伝えします。

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2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

山を歩きながら考えたこと

登山道を歩いていると、美しい景色や元気な草花もさることながら、倒木や切り株、枯れ草や散る花など、朽ち果てていくものに触れることも同じくらいあります。個人的にはそういったものを写真に撮ってみることも好きです。一見役目を終えたように見えるそれ…

高山植物(コマクサ)

高山植物の女王ともいわれているのがコマクサです。小さな新芽で何年間か過ごすので、成長するのに大変時間のかかる植物です。根が1mほどあり、他の植物が自生できないような礫場で花を咲かせます。一般的には桃色ですが、亜種もあるのか赤色のものや白色の…

高山植物(ツガザクラとイワカガミ)

先日、高山植物のアカモノの写真を載せましたが、今回はツガザクラの写真です。アカモノ、ツガザクラともに釣鐘状の似た花ですが、葉の形を見ると違いがわかります。葉が太く丸みがあるのがアカモノで、細く鋭いのがツガザクラです。どちらも小さく可憐な花…

高山植物(アカモノ)

初夏に咲く、釣鐘のような形をした小さな高山植物です。桜色の飾らない様子がかわいらしく、山道で見かけると「あぁ、山に来たなあ」と感じる植物の一つです。花の形だけみるとツガザクラやコケモモと似ていますが、花の大きさや葉の形をみると区別がつきま…

高山植物(雪割草とハクサンコザクラ)

初夏に山を歩くとかわいらしい高山植物が沢山咲いています。雪解けの山で時々に見かけるのが雪割草とハクサンコザクラです。一見すると似ていますが、花びらを見ると見分けられます。花びらのハートの切れ目が浅いのが雪割草で、深いのがハクサンコザクラで…

オールドレンズ

デジタル撮影のときのレンズは、フィルムカメラ時代に作られたレンズ(いわゆるオールドレンズ)を使っています。使うには、レンズとカメラ本体をつなぐマウントアダプターを別に買う必要がありますが、撮れる写真には独特の風味や味わいがあります。 SONY α…

使っているフィルムや薬品について

フィルム撮影で使っている薬品等の組み合わせを紹介します。今はまだ数をこなすことを大切にしているため、手に入れやすいものを使っています。フィルムはSEAGULLのORIENTAL ISO100 、現像液は 富士フイルムのミクロファイン、停止液はクエン酸液、定着液はS…

自然のもの、人工のもの

自然のものの写真をよく撮りますが、最近は近場を散歩をしながら写真を撮っているので、人工のものを撮ることも増えてきました。撮る対象によって写真の印象を変えると楽しいのかなと思うことがあります。例えば、単純な例ですが、自然のものを固い印象で撮…

谷川岳(群馬県)

ある程度標高の高い山に登ると、雲が海のように広がった景色(いわゆる雲海)に出会うことがあります。前夜の湿度が高いときに見えやすいので、当日は曇り気味の中を歩くことが多いです。そんな登山の山頂で雲海を見れると、ほっと一息晴れやかな気分になり…

立山の夕暮れ

日帰り登山が多いですが、たまにテントを張って山に泊まります。普段は夕暮れ前に下山するため、夕暮れ時はあまり経験できません。山の夕暮れは静かで、どこかあたたかみがあります。目に映る景色が橙色に染まる中、ときに昔を思い出して郷愁に浸るのも、な…

フィルムのスキャン

現像したフィルムのスキャンは自宅のフラットヘッドスキャナーで行っています。フィルムそのものをデジカメで撮影する、いわゆるデジタルデュープも試してみましたが、微調整に結構神経を使いました。この先何年もその作業を行うと考えると気持ちがもたなか…