山の水平線

30代社会人の山登り日記です。静かな山の様子をお伝えします。

栗駒山(紅葉)

9月になり、夏山の季節は過ぎ去ってしまいました。次は秋がやってきます。山の秋は夏以上に短いですが、澄み切った秋空や鮮やかな紅葉はとても美しいです。時折感じる寒さもまた孤愁を誘うので、来し方を振り返るのもまたよしです。 栗駒山① 栗駒山②

カラーフィルムとNikkor H.C 5cm F2

最近は登山写真が撮れないので、散歩で見つけた花を撮影しています。カメラボックスの整理をしていたらカラーフィルム(FUJI業務用 iso100)が出てきたので、久しぶりにカラーで撮影してみました。私のNikkorは少し曇りが出てしまっているレンズなのですが、…

連峰の眺め

山に登ったからこそ見える景色の一つに、連峰の眺めがあります。いくつもの山の頂を尾根が結ぶその景色は、平地ではなかなか見ることができない景色です。視界の隅々まで連なる山を見ていると、自分が今登ったこの山も、数ある山のうちのほんの一部なのだな…

憧れる山

沢山ある山の中で、一度は近くまで行ってみたいなあと思っている山があります。大変有名な山ですが、槍ヶ岳です。ゆったり登って往復2泊必要なことはあまり気にならないのですが、岩山の危なさと登山者の多さを気にして何となく遠慮しています。登ったらそ…

流れる雲

山の天気は変わりやすく、つい先ほどまで晴れていたかと思うと急に分厚い雲に覆われてしまうこともあります。逆に雨が強く降っていても急に晴れることもあります。見える景色や道の状況が刻一刻と変化するようなときは、こちらも何かに囚われることなく行雲…

記憶の景色

山に登っていると、はっと記憶に残るような景色に出会うことがあります。たいていが美しい景色ですが、その時々の景色や自分の心持ちは下山後も時として思い出すため、山の心象は下山後も続いていくことになります。事あるごとに思い出すことができるような…

夏山と緑

初夏の新緑、盛夏の深緑、夏山には様々な種類の緑がありますが、どれも見ているだけで元気をもらえる色です。そんな色彩の中、風に揺れる葉の音や谷底からの爽やかな空気に触れていると、疲れも忘れてしまう気がします。木陰の中、蝉の声を聴きながら汗だく…

早朝の山登り

何が起こるかわからない山では、余裕をもって行動するよう心がけています。夜明け前からの活動もままありますが、早朝からの山登りではいいことがあります。空気の澄んだ静かな時間帯に写真を撮れることです。澄んだ空気の中ではくっきりはっきりした写真が…

同じ山に登ることについて

山は沢山あるので、好んで登る山は段々と絞られてきます。こうなると同じ山に何度も登ることにはなりますが、不思議と飽きは訪れません。山頂からの景色が好き、生えている草木が好き、前に登った時の思い出が好きなど理由は様々ですが、登る季節や天気、自…

夏場の現像

夏は気温が高いため、現像の温度に気を遣います。現像は今まで液温20度、時間13分で練習してきたため、その環境を作るのに苦労しました。今回は現像液を希釈するための水道水を冷蔵庫で冷やしたのですが、いざ希釈してみると24度だったため、保冷剤を使って…

夏山の雪道

山の上では平地と季節の巡り方が違うため、山登りの最中に季節外れのものに出会うことがあります。初夏の雪がその一例ですが、これに出会うと引き返そうかどうしようか悩むところです。アイゼンをつけたとしても雪解けの季節は踏み抜きの可能性がありますし…

梅雨のカメラ整備

雨の日、外に出て雨模様の写真を撮ることも素敵ですが、埃が舞いづらいのを利用して室内でカメラ掃除をするのもまた良しです。オールドレンズはカビやすいので、時々念入りに掃除をします。繊細なレンズ部分などは滅多に触りませんが、梅雨時期にはクリーナ…

高山植物(ニッコウキスゲ)

夏に黄色く逞しい花を咲かせるニッコウキスゲ。この花を見るといつも、夏だなあという気持ちになります。国内に有名な群生地がいくつかあるため、比較的身近な高山植物ではありますが、この花も他の多くの高山植物と同様に花開くまでに長い期間を必要とする…

山の池

ダムは別として、山では大水に出会うことは珍しいです。山中の大水は危険と隣合わせな場合がほとんどなため、普段ならあまりお目見えしたくないものですが、晴天となると少し話は変わります。長い登山の道すがら、休憩ながらに晴れた空の下で池の穏やかな水…

山の動物(雷鳥)

山を歩いていると動物に出会うことがままあります。たいてい警戒心が強いため「あ」と思っている間にどこかに行ってしまうことがほとんどですが、じっくり見ていられる動物がいます。雷鳥です。アルプスを歩いていると時々出会います。登山道でいきなり座っ…

梅雨の山(チングルマ)

梅雨の時期は高山植物が沢山咲いているのですが、何しろ天気が悪いために、晴れた空の下で花が咲くといった景色に出会うことは珍しいです。風が強いことも多いので、写真も撮るとなると条件はあまり良くありません。ただ、山中でしっとりと体を濡らす雨の匂…

山を歩きながら考えたこと

登山道を歩いていると、美しい景色や元気な草花もさることながら、倒木や切り株、枯れ草や散る花など、朽ち果てていくものに触れることも同じくらいあります。個人的にはそういったものを写真に撮ってみることも好きです。一見役目を終えたように見えるそれ…

高山植物(コマクサ)

高山植物の女王ともいわれているのがコマクサです。小さな新芽で何年間か過ごすので、成長するのに大変時間のかかる植物です。根が1mほどあり、他の植物が自生できないような礫場で花を咲かせます。一般的には桃色ですが、亜種もあるのか赤色のものや白色の…

高山植物(ツガザクラとイワカガミ)

先日、高山植物のアカモノの写真を載せましたが、今回はツガザクラの写真です。アカモノ、ツガザクラともに釣鐘状の似た花ですが、葉の形を見ると違いがわかります。葉が太く丸みがあるのがアカモノで、細く鋭いのがツガザクラです。どちらも小さく可憐な花…

高山植物(アカモノ)

初夏に咲く、釣鐘のような形をした小さな高山植物です。桜色の飾らない様子がかわいらしく、山道で見かけると「あぁ、山に来たなあ」と感じる植物の一つです。花の形だけみるとツガザクラやコケモモと似ていますが、花の大きさや葉の形をみると区別がつきま…

高山植物(雪割草とハクサンコザクラ)

初夏に山を歩くとかわいらしい高山植物が沢山咲いています。雪解けの山で時々に見かけるのが雪割草とハクサンコザクラです。一見すると似ていますが、花びらを見ると見分けられます。花びらのハートの切れ目が浅いのが雪割草で、深いのがハクサンコザクラで…

オールドレンズ

デジタル撮影のときのレンズは、フィルムカメラ時代に作られたレンズ(いわゆるオールドレンズ)を使っています。使うには、レンズとカメラ本体をつなぐマウントアダプターを別に買う必要がありますが、撮れる写真には独特の風味や味わいがあります。 SONY α…

使っているフィルムや薬品について

フィルム撮影で使っている薬品等の組み合わせを紹介します。今はまだ数をこなすことを大切にしているため、手に入れやすいものを使っています。フィルムはSEAGULLのORIENTAL ISO100 、現像液は 富士フイルムのミクロファイン、停止液はクエン酸液、定着液はS…

自然のもの、人工のもの

自然のものの写真をよく撮りますが、最近は近場を散歩をしながら写真を撮っているので、人工のものを撮ることも増えてきました。撮る対象によって写真の印象を変えると楽しいのかなと思うことがあります。例えば、単純な例ですが、自然のものを固い印象で撮…

谷川岳の雲海

ある程度標高の高い山に登ると、雲が海のように広がった景色(いわゆる雲海)に出会うことがあります。前夜の湿度が高いときに見えやすいので、当日は曇り気味の中を歩くことが多いです。そんな登山の山頂で雲海を見れると、ほっと一息晴れやかな気分になり…

立山の夕暮れ

日帰り登山が多いですが、たまにテントを張って山に泊まります。普段は夕暮れ前に下山するため、夕暮れ時はあまり経験できません。山の夕暮れは静かで、どこかあたたかみがあります。目に映る景色が橙色に染まる中、ときに昔を思い出して郷愁に浸るのも、な…

フィルムのスキャン

現像したフィルムのスキャンは自宅のフラットヘッドスキャナーで行っています。フィルムそのものをデジカメで撮影する、いわゆるデジタルデュープも試してみましたが、微調整に結構神経を使いました。この先何年もその作業を行うと考えると気持ちがもたなか…

白馬岳の尾根歩き

天気のよい日は尾根歩きが眺めがよくて気持ちがいいです。自分が歩いてきた道もはっきりと見えます。ただ、天気の悪い日は雷や風の影響を受けやすいため、足早に通り過ぎたいところです。くわばらくわばら。 印象的だった尾根道(白馬岳)

Nikon S2

フィルムカメラは Nikon S2 を使っています。レンズは NIKKOR-H・C です。登山用に、黄色フィルターとレンズフードを付けています。いつか純正のレンズフードを付けてみたいなと思っています。やっぱり純正品は格好いいです。

利尻山のお花畑

森林限界を超えたところにある高山植物の群生地は「お花畑」と呼ばれています。なぜか丁寧語の「お」が付いています。昔、生物の教科書にこの言葉が出ているのを見て心が和んだ記憶があります。 印象的だったお花畑(利尻山)