フィルムカメラの内面反射②~対策結果~
パーマセルテープでカメラの内面反射防止対策をして撮影した写真が出来上がりました。結果、効果ありでした。不自然なコントラスト低下は内面反射が原因ということで間違いなさそうです。下の写真のうち、カラーの方は対策前に曇り天気でF5.6にて撮影した写真、モノクロの方は対策後に快晴でF2にて撮影した写真です。直射日光が少ない環境で絞って撮影しているにも関わらず、対策前の写真は全体に薄くもやがかかっていて、対策後の写真ではそれらのもやが消えています。ということで、原因が分かったので折を見て専門の業者さんのもとへ入院の予定です。これ以上の対策は自分の手に負えませぬ。
フィルムカメラの内面反射①~対策~
撮影写真の不自然なコントラスト低下とフレアについて内面反射が疑われていた件、応急対策を試みました。本体にレンズをつけた状態でレンズを通して強い光を当て、内部で乱反射している場所や不自然な光沢が見られる場所がないかを確認してみました。あれこれと角度を変えながら試してみると、シャッター幕とレンズの間の金属で随分と光っている場所がありました。何もしないのもいかがなものかと思ったので、ひとまずパーマセルテープを貼って応急対策をしてみました。結果はどうかわかりませんが、試写が楽しみです。
OLYMPUS PEN F (修理記録)
先日シャッターが戻らなくなったPEN Fを修理した際の記録写真です。金属の重厚な感じや歯車の緻密さにほれぼれしました。毎度故障個所を見つけるのに苦労し、はらはらするときがあるので機構についてもう少し詳しくなってみたいと思いました。